SAA-C02に2回目のチャレンジで合格しました

SAA-C02に2回目のチャレンジで合格しました

Clock Icon2020.07.07

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オペレーション部の橋本です。
2020/07/05にAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA-C02)に合格したので、勉強した内容を紹介します。
ちなみに2020/06/10に1度目の受験をし、不合格になるという貴重な経験(?)をしましたので、これを生かして「1回目の挑戦から勉強法をどう変えたか」という視点でもお話したいと思います。

1回目のチャレンジまでの流れ

  • 最初に模擬試験を受ける
  • 模擬試験の結果からBlackbelt、書籍で苦手な部分を復習する
  • 試験日程を決める
  • udemyの模擬試験を繰り返し解き、不明点があればBlackBelt、書籍に戻る


最初に模擬試験を受ける

まず最初に公式の模擬試験を解き、今の自分の苦手な部分の把握に努めました。
試験終了後のスコアレポートには、試験ガイドの出題範囲に応じた正答率と「十分理解できている」or「再学習が必要」の判定が記載されていますので、そちらを参考に苦手分野を絞りました。
苦手な部分の把握、とはいえスコアレポートでは「どの問題を間違えたか」「答えはなんだったか」までは公開されないため、わからなかった問題については記憶に焼き付けるよう気をつけながら受験しました。


模擬試験の結果からBlackbelt、書籍で苦手な部分を復習する

次に、模擬試験を受験してわかった苦手分野を、BlackBeltの資料や書籍を用いて復習しました。
BlackBeltとは、AWSが開催しているオンラインセミナーのシリーズです。
各サービスについてAWSのSAが解説しており、サービスの仕様やユースケースについての知識を得ることができます。
どのサービスのBlackBeltが役立つかは、下地さんの記事に詳しく掲載されていますので紹介させていただきます。

書籍は「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」を利用しました。
書籍の内容については城岸さんの書評記事で触れられていますので、こちらをご覧いただきご自身に合った参考書かどうかを判断いただくのが良いかと思います。

私は特にストレージ関連のサービスの使い分けについて知識が浅かったため、特にFSxやEFS、EBSについて厚めに学習しました。
ストレージ関連のサービスの差分については、たぬきさんの記事にとても助けられました。

試験日程を決める

クラスメソッド社内で試験対策について先輩方に尋ねると、決まってこう返されました。
「とりあえず試験に申し込むべし。実力があっても申し込まなければ合格しない」

合格するかどうかの自信はもう一息欲しいところでしたが、いつまでも自信がないままだと申し込みすらできないまま延期してしまいそうな気がしたため、申し込みをして受験日程を確定しました。

udemyの模擬試験を繰り返し解き、不明点があればBlackBelt、書籍に戻る

試験日程が確定してから当日までは、udemyの模擬試験を繰り返し解いていました。
こちらは試験終了後に間違えた問題と解説が確認できます。解説を確認し、それでも理解できなかった問題についてはBlackBeltや書籍に戻り、復習しました。


以上の勉強方法で挑みましたが、結果は680点で不合格でした。
合格点は720点のため、50点ほど足りなかったです。

2回目のチャレンジまでの流れ

2回目のチャレンジにあたり、下記の勉強法に切り替えました。

  • サービスのユースケースやよく利用される構成を理解するために、ドキュメントの「よくある質問」「トラブルシューティング」を読む
  • 模擬試験を解いているときや解説で理解しにくい構成があれば、図を描いてみる


サービスのユースケースやよく利用される構成を理解するために、ドキュメントの「よくある質問」「トラブルシューティング」を読む

1回目の受験までは、公式のドキュメントはBlackBeltで学んでいることがほとんどでした。
ただ、BlackBeltは1つのサービスについて仕様や使い方を深堀りしていく内容のものが多く、「この要件では、どのサービスを選択すべきか」といった判断に迷うことがありました。
その判断を助けるために、「よくある質問」やサービスドキュメントの「トラブルシューティング」を読み、ユースケースやエラー発生時の対処について学びました。

模擬試験を解いているときや解説で理解しにくい構成があれば、図を描いてみる

個人的にはこの勉強方法が一番効果的でした。
1回目の受験までは文章だけで問題文にある構成を理解しようとしていました。
テストセンターで受験する場合、手元にメモ用の道具(ホワイトボードなど)が借りられる場合があるようですが、必ずその対応がされる保証はないと考えていたためです。
図解する癖をつけてしまうと、本試験中の問題も図に描かなければ解けない、といった状況になることを心配していました。

ただし、2回目の受験に向けての勉強中は「理解すること」を優先し、わからない時は素直に図を描くよう心がけました。
その結果、文章だけの情報でも頭の中でスムーズに構成図が描けるようになったと感じています。

受験の際の心構え

これからAWSの認定試験を受験する方へ向けて、「こうすると良かったよ」という心構えを共有します。

  • 試験合格はゴールじゃない。「理解すること」がゴール
  • もし不合格でも、本番形式の模擬試験が1回分増えたと考えよう


認定試験の目的は、「その人がサービスや機能を十分に理解し、使いこなせる能力があるか」を判断する材料です。
認定試験の合格という目標があることは十分に素晴らしいことです。
しかし、もし不合格でも今まで「勉強したこと」そのものが無駄になる訳ではありません。
今まで積み上げた勉強で「理解したこと」こそが、合格/不合格を問わず財産になると私は信じています。
(そう考えていれば、不合格になった時も「またチャレンジしよう!」と気持ちを切り替えられる気がしています)

これからの目標

AWSのアソシエイト資格の3冠を目指すべく、DVAやSOAの勉強を継続していきます!

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